2022.10.03

ミハエル ムロチェク外国法事務弁護士入所のお知らせ

のぞみ総合法律事務所は、2022年10月1日付けで、ミハエル ムロチェク外国法事務弁護士を新たに迎えました。

ムロチェク弁護士は、スイス連邦の弁護士資格を有する外国法事務弁護士であり、ワルシャワ弁護士会(ポーランド)において欧州連合弁護士としての登録も有しています。これまで東京を拠点として、日本・外国のクライアントに対して、5ヶ国語を駆使し、国際仲裁をはじめとする国際案件において豊富な経験を有する稀有な人材です。また、現在、欧州ビジネス協会の会頭を務める一方で、東京大学等で教鞭をとるなど、経済界・教育業界でも活躍を続ける人物です。

当事務所は、2018年の米国ロサンゼルスオフィスの開設をはじめとして、近年国際法務プラクティスを拡大しておりますが、今般のムロチェク弁護士の加入により、特に欧州法・国際紛争解決の分野において、クライアントの皆様に、これまで以上にクオリティの高い国際法務サービスを提供してまいります。

 のぞみ総合法律事務所 国際法務プラクティスグループ 共同リーダー
 弁護士・ニューヨーク州弁護士・公認不正検査士                      結城大輔
 弁護士・カリフォルニア州弁護士・のぞみロサンゼルスオフィス所長          若松大介

入所のご挨拶

2022年10月1日

 この度、私ことミハエル ムロチェクは、のぞみ総合法律事務所に入所いたしました。

 私は、スイス連邦の資格を有する弁護士であり、日本では外国法事務弁護士として登録しております。また、ポーランドではワルシャワ弁護士会において欧州連合弁護士としての登録も有しております。2013年からは、東京の法律事務所において、日本および外国のクライアントに対して、国際仲裁を中心とした国際案件に関する助言を行ってまいりました。国際仲裁における経験は、仲裁廷におけるクライアントの代理から、ICC(国際商業会議所)、SAC(スイス仲裁センター)、DIS(ドイツ仲裁協会)での仲裁における仲裁人としての職務まで多岐にわたります。また、国際的なエステートプランニングに関する助言や国際相続案件も取り扱ってまいりました。

 また、在日スイス商工会議所(SCCIJ)の会頭を4年近く務めた後、2019年には欧州ビジネス協会(EBC)の会頭に就任し、海外の経済界や日本政府と良好な関係を構築してまいりました。これに加え、現在、東京大学とテンプル大学で、ロースクールの学生を対象に国際仲裁についての講義も担当しております。

 これらの経験を活かし、今後も専門的かつ総合的なリーガルサービスを提供し、クライアントの皆さまのご質問やご懸念の解消に全力を尽くしてまいる所存ですので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 外国法事務弁護士(スイス連邦)ミハエル ムロチェク

【経歴】

2002年                          バーゼル大学(法学学士取得)
2005年                          バーゼル大学(法学修士取得)
2006年                          リースタル租税裁判所(スイス)
2007年                          バーゼル・ランドシャフト法律事務所(スイス)
2008年                          スイス連邦弁護士登録
2013年                          ポーランドにて欧州連合弁護士登録(ワルシャワ弁護士会)
2013年~2015年       シュタッハ レヒツアンヴェルテ法律事務所(スイス)

2013年~2022年        奥野総合法律事務所 
2014年                           外国法事務弁護士登録(東京弁護士会、原資格国:スイス連邦)
2015年~2019年        立教大学 講師
2016年~                       在日スイス商工会議所(SCCIJ) 会頭(2016年~2019年)
2016年~                       東京大学法科大学院 講師
2017年~                       テンプル大学ビーズリー・ロースクール 非常勤教授
2019年~                       欧州ビジネス協会(EBC) 会頭
2022年                           のぞみ総合法律事務所 入所

 

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