離婚

離婚は、単に配偶者との関係だけの問題ではなく、夫婦間に未成年の子どもがいれば、子の親権、子と非監護親との面会交流、養育費の支払いなど、子どもの福祉を重要な観点とすべきことが少なくありません。また、離婚が成立するまでの婚姻費用の支払いや、慰謝料の支払い、財産分与、年金分割など、財産に関わる重要な問題も数多く存在します。それぞれの問題について、事案の内容と、協議離婚・調停・審判・訴訟などの段階に応じた、柔軟な対応が必要となります。

のぞみ総合法律事務所では、専門的な知識を持った弁護士が、経験を生かした柔軟なサポートを行っています。

取扱案件の一例

  •  配偶者に対し離婚を申し出たところ、制裁的に婚姻費用等の支払いを止められた依頼者を代理し、婚姻費用の調停を申し立てると共に、婚姻費用の仮払いの仮処分を申し立て離婚成立までの間の婚姻費用の支払いを確保した事案

  • 離婚に伴う財産分与において、財産形成の要因が分与義務者の特殊な能力や努力によるものであることを主張・立証し、通常とは異なる分与割合での合意を実現した事案

  • 離婚に伴い、親権を元配偶者が取得したものの、十分な養育がなされていないことが発覚した事案において、親権者変更の申立てを行い親権を取得した事案

  • 別居開始後、面会交流を拒否する配偶者に対し、依頼者を代理して交渉をし、宿泊を伴う面会交流の実施の合意に至った事案

家族紛争におけるジェンダーバイアス

法律時報 2002年8月号 921号 日本評論社;2002.8