国際契約・英文契約

英文契約作成・検討

ビジネスのグローバル化によって、現在では企業の規模や業種を問わず、英文での契約締結が必要となる場面が出てきていますが、英文契約は、日本語の契約に比べてかなり大部・複雑であることが一般的であるとともに、日本語の契約では見ることのない、英文契約ならではの条項や書き方のルールが存在します。

のぞみ総合法律事務所には、米国弁護士資格を有する弁護士、その他海外での留学や法律事務所勤務経験を有する弁護士が多数所属しており、英文契約の作成や交渉などの対応について、日本の実情や日本企業のニーズも踏まえたサポートを提供しています。

具体的支援業務の例

  • 日本企業と海外企業との間の販売基本契約、代理店契約、ライセンス契約、フランチャイズ契約、業務委託契約などの作成、レビュー、交渉

  • エンターテインメント分野における英文契約(出演契約、映画配給契約、商品化契約、ゲーム開発契約、原作ライセンス契約等)作成、レビュー、交渉

  • クロスボーダーM&A、JV等に関する英文契約作成、レビュー、交渉

  • 中小企業・スタートアップ企業に対する海外事業・英文契約書についての基本的事項の助言・サポート

英文利用規約等の作成

国内外を問わず、海外の利用者に向けたウェブサイトやオンラインサービスを展開する場合、英語版利用規約やプライバシーポリシーの準備が必要となります。のぞみ総合法律事務所では、サービス展開地域ごとの法令について、必要に応じて現地の法律事務所と連携しながら、英文の利用規約等の作成を支援しています。

具体的支援業務の例

  • 米国向けオンラインサービスやオンラインゲーム等の利用規約、プライバシーポリシーの作成

  • 海外企業の提供するオンラインサービスを利用するにあたっての、同企業の利用規約の検討、リスクの確認

現地代理店保護法などの現地法確認

多くの国では、契約においては私的自治の原則が当てはまり、当事者間で自由に条件を合意することができるのが原則ですが、国によっては、代理店保護規制(契約上の文言に関わらず、代理店と契約する場合に代理店への補償金支払いを義務付けるなどの保護規定)や、その他契約の記載に関わらず強行法規として適用されるルールがある国や地域があります。

のぞみ総合法律事務所では、契約相手の国・地域に関し、必要に応じて現地の法律事務所と連携しながら、対象取引に適用されうる現地法に関する助言を行っています。

国際契約・英文契約の交渉支援

海外企業との契約を締結するにあたっては、英文ドラフト上のコメントのやり取り、電話や対面での会議での直接交渉を、英語にて行う必要があります。のぞみ総合法律事務所の弁護士は、必要に応じて、依頼者とともに、又は依頼者に代わり、相手方や相手方代理人弁護士との交渉に参加して、依頼者にとってベストな合意を取り付けるお手伝いをいたします。

英文契約セミナー

のぞみ総合法律事務所では、日本企業の法務部員その他事業部の方で英文契約に携わる機会がある方向けに、英文契約セミナーを提供しています。内容についても、初心者向けに英文契約の基本構造・基本条項を説明するものから、契約の種類ごとの重要条項の解説、ドラフティングや交渉におけるコツなど、依頼者のニーズに応じた内容のセミナーを提供しています。

具体的英文契約セミナーの例

  • 英文契約の基本的構造・基本条項の解説等を中心とするオープンセミナー(所属企業を問わず希望者を集める形

  • 自社で実際に用いる英文契約書を題材に用いた社内英文契約セミナー

ワンポイント英文契約シリーズ

Nozomi One-point Webinar(NOW)及び対面形式で随時開催

新型コロナウイルスの流行と英文契約における不可抗力(Force Majeure)条項

インテグレックス ホットプレス;2020.2.28